セックスとコミュ力で生きている私がパパ活しない理由
今、女子大生の間で「パパ活」なるものが大流行している。
ドラマの影響もあってか、その勢いはとてつもない。
おじさまと肉体関係なしのデートで、お小遣いをもらえる
というのが基本システムだ。
誰しも父親とはセックスしない。
だからパパとはセックスしない。これぞパパ活。
ちなみにこのお小遣いはだいたい1万円〜3万円。
おっさんとご飯を食べてこの値段。ちょっと可愛い女子大生がいいバイトを見つけた気になってのめり込んでしまうのも納得がいく。
でも、実際は、ご飯だけの関係でお金をもらえるなんて超レアな話だ。
大抵の子はパパと”それ以上”の関係である。
その場合のお小遣いはだいたい3万円〜10万円。一気に相場が跳ね上がる。
当たり前だ。世間で一般的に生活している10代後半から20代前半の素人女子大生とおっさんは現実社会でそうそう出会えない。出会えたとしても恋愛対象には入れない。
だからといって、風俗にいってみるも風俗じゃ相手はプロ。
だからセックスしようと思ったら風俗の値段では効かない。
なんで私がこんなに詳しいかって?
それは、一度やろうか悩んだから。
だって、セックスも、ご飯を食べることも、お酒を飲むことも、人と話すことも好きだから。
私は実は海外経験もあるし、言語も喋れる。
これは、帰国子女全般に言えるのだが、基本的に帰国子女は
コミュ力大魔神
である。
外国の言葉が通じない奴らと生活を共にしていく上で、
「こいつ何言ってるか全くわからないけどとりあえず笑顔で頷いておく」っていうのは帰国子女超あるあるで、このスキルの磨かれっぷりは半端ない。
端的にいって、日本のおっさんを転がすのなんて余裕だ。
でも、私はパパ活しない。
セックスも好きで
おじさんも好きで
お酒も好きで
お金も好きで
人の話を聞くのも
高いご飯を食べるのも好きなのに、しない。
大きな理由はこれだけ。
トータル的に考えたらきっと今のままの方が幸せだから。
パパ活で食べていけるのは一体何歳までなんだろう。
20代、良くても20代後半までだろう。
周りの友達が就職、結婚、出産と人生のイベントを迎えている間に、おじさんと食事をして時に肉体関係を持って、金だけ手に入れていくことになる。
上手な人は結婚を期にパパ活を卒業して、旦那一筋にシフトチェンジするだろう。
最初はいいよ、最初は。でも、絶対に夫婦関係にいつかマンネリはくる。
パパ活しようなんて考えるクソ女が、何年も幸せなラブラブ夫婦生活を送れるわけなんてないし、そんなに現実甘くない。
旦那に対してイライラしかなくなるような生活が数年後に待っている。
その時に絶対思うはずだ。
「パパだったらご飯食べただけで〇〇万円くれたのに。」って。
どうしてご飯も食べてるしセックスもしてるのにお手当もらえないの?って。
これは、間違いなく、死ぬほど虚しい。
次に、価値観が壊される。
1回のセックスで5万近くもらえてしまったら、普通のセックスする気にならなくない?
私の場合、これが最も大きい理由。
セックスが大好きでストレス発散としてしているのに、金銭価値を見出してしまったら、もうそれはストレス発散じゃない。
お金もらってやるセックスなんか楽しめない。楽しくない。絶対。
せいぜい美味しいご飯を奢ってもらえればそれでいい。最悪、それすら、いらないけれど。
だから、私は、パパ活は、しない。
いろんな意見があると思う。いろんな事情を抱えている人がいるだろうし、仕方がなくやっている人や、楽しんでやっている人もいると思う。
だからそれに対してどうこういうつもりはない。
でも、もし、パパ活をするかどうか悩んでいたら、一度立ち止まってよく考えて欲しい。
これは、あくまで、「私が、パパ活をしない理由」だけれど、私がしない理由は他の人がしない理由にも当てはまる場合があるんじゃないだろうか。
タダで快楽のためだけにセックスする女よりも、お金をもらってセックスする女の方が安いと私は思う。
最初に自分で定義した芯だけは、貫くべき。
何も考えずに体なんて使うもんじゃない。
と、思うよ?